結論:迷ったらどちらか

シンレンタルサーバーとエックスサーバーは、どちらもエックスサーバー株式会社が運営する共用レンタルサーバーです。管理画面の作りや機能の大半が共通なので、「どちらを選んでも失敗しにくい」のが前提です。そのうえで違いが出るのは、容量・料金・独自ドメイン無料の条件・サポート窓口の4点です。

料金はすべて2026年10月17日時点の公式サイトの表示(税込、以下同じ)です。月額は契約期間分を一括前払いしたときの1ヶ月あたりの換算額です。

重視すること候補理由
迷ったらエックスサーバー スタンダード通常価格が安く(12ヶ月 1,100円)、電話・チャット・メールの3窓口がそろう
安定運用・サポート重視エックスサーバー平日チャットサポートがあるのはエックスサーバーだけ
WordPress を複数運営・容量重視シンレンタルサーバーベーシックで 700GB、スタンダードで 1,000GB

エックスサーバー

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WordPress 簡単移行など、移行・運用の機能がそろう定番サービス

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シンレンタルサーバー

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エックスサーバー社が運営。最新技術の積極導入を掲げ、ベーシックでも NVMe SSD 700GB

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両者の関係:同じ会社の2ブランド

  • 運営会社はどちらもエックスサーバー株式会社
  • エックスサーバーが主力ブランド、シンレンタルサーバーは新しい機能を先行して取り込む低価格ブランド(公式サイト上の位置づけ)
  • 共通点: 初期費用 0円、無料お試しあり、NVMe SSD、無料 SSL、自動バックアップ 14日分、WordPress 簡単インストール・簡単移行、独自ドメイン永久無料特典

注意したいのは、「wpX」とは別のサービスだという点です。wpx.ne.jp は時間課金の「wpX Speed」のサイトで、シンレンタルサーバーの公式は shin-server.jp です。検索して出てきた料金が食い違うときは、どちらのサイトを見ているか確認してください。

料金表(通常価格・月額換算)

エックスサーバー

契約期間スタンダードプレミアムビジネス
3ヶ月1,320円2,640円5,280円
6ヶ月1,210円2,420円4,840円
12ヶ月1,100円2,200円4,400円
24ヶ月1,045円2,090円4,180円
36ヶ月990円1,980円3,960円

シンレンタルサーバー

契約期間ベーシックスタンダードプレミアム
3ヶ月1,386円2,574円5,148円
6ヶ月1,386円2,574円5,148円
12ヶ月1,232円2,314円4,628円
24ヶ月1,155円2,145円4,290円
36ヶ月1,078円2,002円4,004円

シンレンタルサーバーは新規申込の支払額の一部を後日キャッシュバックするキャンペーンを 2026年10月7日 17:00 まで行っていましたが、すでに終了しています。10月17日時点では、公式サイトのトップと料金ページに期間つきのキャンペーンの表示はありませんでした。

エックスサーバーは 2026年10月5日〜11月4日 17:00 に、新規申込で12ヶ月以上の契約を対象とした割引キャンペーンを行っています。スタンダードの月額は 12ヶ月 990円(10%オフ)、24ヶ月 836円(20%オフ)、36ヶ月 693円(30%オフ)で、割引は初回の利用料金だけです。更新時は上の表の通常価格になり、3ヶ月・6ヶ月契約は対象外です。

違い 6つ

1. ディスク容量:シン 700GB、エックス 500GB

プラン(下位から)シンレンタルサーバーエックスサーバー
最下位ベーシック 700GBスタンダード 500GB
中位スタンダード 1,000GBプレミアム 600GB
上位プレミアム 1,200GBビジネス 700GB

どちらも NVMe SSD です。文章中心のブログなら 500GB でも余りますが、画像を圧縮せずに上げる運用や、複数の WordPress サイトを1契約に同居させる使い方なら、ベーシックで 700GB 使えるシンレンタルサーバーに分があります。

2. 通常価格:12ヶ月契約で 1,100円 と 1,232円

最下位プラン同士の通常価格は、12ヶ月契約でエックスサーバー スタンダード 1,100円、シンレンタルサーバー ベーシック 1,232円で、エックスサーバーのほうが安いです。36ヶ月契約でも 990円 と 1,078円 で、エックスサーバーが下回ります。

シンレンタルサーバーが「安い」と言われるのは、キャッシュバックキャンペーンを織り込んだ実質額での話です。そのキャンペーンは 10月7日に終わり、10月17日時点ではエックスサーバー側が11月4日までの割引キャンペーン中なので、新規申込の支払額はエックスサーバーのほうが小さくなります。

また、シンレンタルサーバーは 3ヶ月契約と 6ヶ月契約が同額(ベーシック 1,386円)で、短期契約の割引刻みがありません。3〜6ヶ月だけ使いたい場合はエックスサーバーの 3ヶ月 1,320円・6ヶ月 1,210円 のほうが安くなります。

3. 独自ドメイン永久無料:エックスは契約期間で個数が変わる

シンレンタルサーバーエックスサーバー スタンダード
無料になる個数1つ12ヶ月以上の契約で 1つ、24ヶ月以上で 2つ
対象 TLD.com/.net/.org/.info/.biz/.xyz/.link/.click/.blog/.online/.site同じ(.jp はプレミアム以上)
契約期間の条件マニュアルに記載なし(未確認)12ヶ月以上
共通の条件お試し期間中は利用不可。他社へ移管するときは 1年分の更新料金が必要同左。自動更新設定の有効化が必須

2つ目のドメインまで無料にしたいなら、エックスサーバー スタンダードを 24ヶ月以上で契約するか、プレミアム以上(契約期間にかかわらず 2つ)を選ぶことになります。シンレンタルサーバーで 2つ無料になるのはビジネスプランです。

4. サポート窓口:チャットがあるのはエックスサーバー

窓口シンレンタルサーバーエックスサーバー
メール24時間365日受付24時間365日受付
電話平日 10:00〜18:00平日 10:00〜18:00
チャット公式サイトに記載なし平日 10:00〜18:00

サーバー移行やドメイン設定でつまずいたとき、電話をかける時間が取れない人には、チャットがあるかどうかで差が出ます。夜間・休日に困ったときはどちらもメール対応になる点は同じです。

5. 無料お試し:10日 と 最大10日

エックスサーバーは 10日間、シンレンタルサーバーは最大 10日間の無料お試しがあります。実用上の差はありませんが、お試し期間中はどちらも独自ドメイン永久無料特典が使えないため、「お試しで WordPress を組んでから、本契約でドメインを無料取得する」順番になります。

6. WordPress テーマ特典:対象プランが違う

  • エックスサーバー: 自社テーマ「Xwrite」(通常 年 9,900円)がプレミアム以上で無料
  • シンレンタルサーバー: 有料 WordPress テーマの無料特典がスタンダード以上

どちらも最下位プランは対象外です。テーマ目当てで上位プランを選ぶより、必要なテーマを自分で買ったほうが安く済むことが多いので、特典は「あれば使う」程度に考えたほうがよいでしょう。

向き不向き

シンレンタルサーバーが向く人エックスサーバーが向く人
容量を多く使う(画像・複数サイト)通常価格の安さを優先したい
1GBあたりの月額を抑えたい月額の支払額そのものを抑えたい
12ヶ月以上の契約を決めている3〜6ヶ月だけ短期で使いたい
新しい機能を早く試したいチャットサポートで解決したい
メールと電話のサポートで足りる独自ドメインを 2つ無料にしたい(24ヶ月以上またはプレミアム以上)

両者に共通の注意点として、公式サイトで「最低利用期間」の明文は確認できませんでしたが、選べる最短契約は 3ヶ月で、契約期間分は一括前払いです。途中でやめても残期間分の返金は期待しないほうが安全です。また、転送量は「課金なし」ですが、エックスサーバーは「過大な負荷が掛かる場合には制限を行う場合がある」と注記しています。

よくある質問

シンレンタルサーバーからエックスサーバーへ(またはその逆へ)移行できる?

できます。どちらにも WordPress 簡単移行機能があり、移行元の WordPress のログイン情報を入れるだけでデータを取り込めます。同じ会社ですが契約は別なので、移行先で新規契約 → 移行 → 動作確認 → 移行元を解約、の順番になります。

注意点は独自ドメインです。永久無料特典で取ったドメインを他社へ移管すると 1年分の更新料金がかかります。同じ会社の 2ブランド間の扱いはマニュアルに明記が無かったので、移行前にサポートへ確認してください。

WordPress 簡単移行はどちらにもある?

あります。エックスサーバーは全プラン、シンレンタルサーバーも全プランで、簡単インストールと簡単移行の両方が使えます。移行ツールが対応していないケース(マルチサイトなど)もあるため、対象外の条件は公式マニュアルで確認してください。

両方お試しできる?

できます。エックスサーバーは 10日間、シンレンタルサーバーは最大 10日間の無料お試しがあり、それぞれ別々に申し込めます。同じ管理画面の作りなので、比べるなら「実際に WordPress を入れたときの管理画面の応答」と「サポートへの問い合わせの返答」を見るのが実用的です。お試し中はドメイン無料特典が使えないため、本番ドメインの設定は本契約後に回してください。

速度はどちらが速い?

この記事では実測値を載せていません。どちらも NVMe SSD で、公式の速度表示はベストエフォートです。速度差を根拠に選ぶより、容量・料金・サポートの違いで選び、速度は無料お試しで自分のサイトを置いて確かめることをおすすめします。

まとめ

シンレンタルサーバー ベーシックエックスサーバー スタンダード
12ヶ月契約の月額(通常)1,232円1,100円
36ヶ月契約の月額(通常)1,078円990円
キャンペーン(10月17日時点)実施中の表示なし(キャッシュバックは10/7で終了)新規・12ヶ月以上で最大30%オフ(〜11/4 17:00)
ディスク700GB NVMe500GB NVMe
独自ドメイン永久無料1つ12ヶ月以上で 1つ、24ヶ月以上で 2つ
無料お試し最大10日10日
サポートメール・電話メール・電話・チャット
自動バックアップ14日分14日分
  • 支払額の安さ・サポートの手厚さならエックスサーバー
  • 容量ならシンレンタルサーバー
  • 機能の大半は共通なので、どちらを選んでも大きな失敗にはなりにくい

他社も含めて選びたい人は レンタルサーバーおすすめ8社比較 と、比較ランキングも参考にしてください。同じ価格帯の候補として ConoHa WING の評判と注意点 も並べて読むと判断しやすくなります。

エックスサーバー

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シンレンタルサーバー

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※ 本記事の料金・仕様は 2026年10月17日時点で各社公式サイトに掲載されていた税込金額です。キャンペーンの条件は変わるため、申込前に必ず公式サイトでご確認ください。